1秒でも早くいえに帰りたい

思いついたことをぽちぽちと。

キムジョンヒョンというアイドル

 

2017年12月18日月曜日 よく晴れた日

キムジョンヒョンというアイドルがこの世を去って行った。

 

 

あれからひと月が経とうとしている。すごく前の様にも昨日のことの様にも夢の様にも感じる。

息が詰まって涙がとめどなく溢れる日もあった、また会おうって約束を突然反故にした事を少しだけ詰る日もあった、それまで忘れていた様な瞬間を思い出して笑う日もあった。

毎日じょんくんのことを考えている。

毎日大好きだ、と。

 

 

そもそもジョンヒョンペンになった理由は自分でもよく分からない。

忘れもしないI‘mYourBoy代々木第一体育館1日目。久しぶりに私の王子ミノくんを見に行ったはずだったが、あの日少し元気のなかった俯きがちなジョンヒョンに何故だか心が奪われた。自分で自分を疑ったが、私の目はキムジョンヒョンだけを追っていた。

突然のジョンヒョンペンデビューだった。

 

じょんペンの毎日はとっても楽しくて、そこかしこにときめきが溢れていた。何をしていても出てきちゃう可愛さ、その中でも見せつけられる格好良さ、ファンやアーティスト仲間との会話や行動、言葉から溢れ出る優しさ、そして紡ぎ出される音楽の才能、、、全てがきらめいていた。新しい写真や情報が入ってくるたびに好きが重なって私を満たしてくれていっている様だった。

 

SJを中心にオタクしていたり、社会人になって時間の自由が狭まったり、元々のマメとはかけ離れた性格もあって、毎日青い夜を聞いたり、韓国までソロ活動の応援に行ったりはしなかったが、じょんくんは確かに私の毎日を支えてくれていた。写真1枚で癒されたし、歌やパフォーマンスでパワーを出したし、新しい活動を楽しみにしているだけで幸せだった。

 

 

あの日ニュースは遅れて知った。

嘘だと、また真偽確かめずに報道しちゃって、と。realjonghyun90からの否定のツイートまだかなって。

涙が次から次へと溢れ出て、なんでどうしてが渦巻いて、会いたい、声が聞きたい、、、。

 

電車に乗って流れる景色を見ていても、グラフを作っていても、何でもなかった全てのことがじょんくんに結びついている様に感じ涙が溢れた。

Twitterから流れてくる他人の感情に飲み込まれてしまうのが怖くて、もういない事を突きつけられるのが怖くて、少し離れることにした。幸いと言っていいのかTwitterさえ断てばほとんどKPOPから離れることができたから。

毎日聞いていたKPOPも韓国語でさえ聞きたくなかったし、あれほど行きたかった韓国旅行ももう行けないと思った。アイドル追いかけるのももう辞めようと。

 

どんなに落ち込んでいても仕事はあるし、前からの約束はあるしで、私の明日は毎日毎日やってきた。新しい朝が来るたびに悲しみの波は緩やかになり、これからの会えない未来より楽しかった事を考えられる様になった。時薬とはよく言ったものだなあとどこか他人事の様にも思いながら。忘れていくのではない。じょんくんとの楽しかった素敵な思い出をひとつひとつ綺麗にアルバムにしていつでも取り出して眺められる様に整理をしている感じだ。

そんな時SW開催のお知らせが来て、メンバーの言葉を受け取ってSHINeeは続いていくのだと思えたら、勝手に固く結びもう解くことないと思っていた紐が緩んだ様に気持ちが軽くなった様な気がした。

 

まだ歌は聞けないし、突然会いたいが溢れて涙が出る日もあるけれど、少しずつ少しずつ前を見て歩いて行ける様な気がしてきた。当日どうなるか分からないがコンサートのチケットも当選している。

 

キムジョンヒョンは私にとって特別な存在であった。ジョンヒョンほど同じ時代に生まれて良かったと思ったアイドルはいなかった。ジョンヒョンほど好きが暴走して訳が分からなくなるアイドルもいなかった。この先もキムジョンヒョンは特別でい続けるだろう。

 

もっと会いたかったし歌を聴いていたかったし、SWを捨ててでもただただ生きていて欲しかった。わがままだし大人になれないから、そう思わずにはいられないが、それがじょんくんにとって一番辛い事だったのだとしたら、辿り着いた天国ではこちらの世界を離れて良かった位に清々しく笑っていて欲しい。それが最後の願いだ。

 

空を見上げればいつでもどこでもじょんくんがいる。

 

 수고하셨어요…

고생했어요…

사랑해요…♡

 

 今日もじょんくんがだいすきでした!